1フィートは何インチ(1ftは何inch)?フィートからインチへの換算方法も解説!
フィートとインチは、アメリカの身長表記や住宅の寸法、テレビ画面の大きさなどでよく見かける長さの単位です。
しかし、1フィートが何インチなのか、数値をすぐに思い出せない人もいるでしょう。
フィートからインチへ換算するときは、基本となる関係を覚えておけば、暗算でもおおよその長さを把握できます。
この記事では、1ftとinchの換算方法、計算例、メートルやセンチメートルとの関係、確認時の注意点までわかりやすく解説します。
1フィートと12インチの基本関係

それではまずフィートとインチの基本的な関係について解説していきます。
1フィートと12インチの換算値
1フィートは12インチです。
フィートは英語でfootと書き、単数形ではft、複数形でも長さの単位記号としてftが使われます。
インチはinchと書き、単位記号はinです。
したがって、フィートをインチに換算したいときは、フィートの数に12を掛けます。
反対に、インチをフィートへ戻したいときは、インチの数を12で割れば計算できます。
フィートからインチへの換算式
インチ = フィート × 12
ftはフィートを表す単位です。
inはインチを表す単位です。
たとえば2ftは、2に12を掛けるため24inになります。
3ftなら36in、5ftなら60inです。
この12という数は、ヤードやフィート、インチで構成されるヤードポンド法の基本となる数なので、最初にしっかり覚えておくと便利でしょう。
家具の幅が3ftと表示されている場合、約36インチと読み替えられます。
身長を5ft 8inのように表す場合も、フィートの部分とインチの部分を別々に考えることが大切です。
フィートとインチは小数点の位置ではなく、12を基準に繰り上がる単位です。
12inになると1ftになり、24inは2ftになります。
フィートとインチの単位記号
フィートはft、インチはinと表記するのが一般的です。
商品説明や設計図では、単位名をすべて書かず、数値の後ろにftやinを付けて示すことがあります。
たとえば6ftは6フィート、18inは18インチという意味です。
ただし、身長や室内寸法などでは、5′ 8″のような記号が使われる場合もあります。
この表記では、′がフィート、″がインチを示します。
5′ 8″は、5フィート8インチを意味し、5.8フィートではありません。
小数の5.8ftは、5ftに0.8ftを加えた長さです。0.8ftをインチに直すと9.6inとなるため、5ft 9.6inに相当します。
数字の並びが似ていても、表記方法によって長さは変わります。
海外の通販サイトでカーテンやベッドフレームを購入する際には、ftとinの区切りを確認しましょう。
単位記号を見落とすと、想定より大きい商品や小さい商品を選ぶ原因になります。
特に12進法で扱うインチの繰り上がりを、10進法の小数と混同しないことが重要です。
フィートからインチへの換算方法
続いてはフィートからインチへ換算する手順を確認していきます。
整数のフィートを換算する計算手順
整数のフィートは、数値に12を掛けるだけでインチへ換算できます。
換算したいフィートの数を確認したら、その数に12を乗算します。
たとえば4ftをインチに換算する場合、4×12を計算します。
答えは48なので、4ftは48inです。
計算そのものは簡単ですが、掛ける数を10と誤って覚えると結果が大きくずれてしまいます。
まず12の段を使うと考えると、迷いにくくなります。
4ftをインチへ換算する例
4ft × 12 = 48in
したがって4ftは48inです。
6ftなら72in、7ftなら84inになります。
DIYで木材の長さを確認するときは、材料表がフィート表示で、工具の目盛りがインチ表示になっていることがあります。
このような場面では、必要なフィート数をあらかじめインチへ直しておくと、切断位置を決めやすくなります。
ただし、実際のカットでは刃の厚みや仕上げの余裕も必要になるため、換算値だけで寸法を確定しないようにしましょう。
図面に書かれた数値の単位も確認してから作業へ進むことが大切です。
フィートとインチが混ざる長さの計算
5ft 8inのような長さは、フィート部分をインチに直してから足します。
フィートとインチが併記されている場合は、最初にフィートだけをインチへ換算します。
その後、もともと付いているインチの数を加えれば、全体をインチで表せます。
5ft 8inでは、5ftは60inです。
60inに8inを足すため、合計は68inになります。
5ft 8inをインチへ換算する例
5ft × 12 = 60in
60in + 8in = 68in
したがって5ft 8inは68inです。
この方法は、身長をインチだけで入力する海外の申込フォームなどで役立ちます。
6ft 2inなら、6×12で72inを出し、2inを足して74inです。
一方で、5ft 12inという表記は通常使いません。12inは1ftに繰り上がるため、正しくは6ftと表します。
家具や建材の寸法では、端数が分数のインチで示されることもあります。
たとえば5ft 8 1/2inなら、まず68inを出してから0.5inを加え、68.5inと考えます。
分数の表記があるときも、フィート部分を先に12倍する順序は変わりません。
小数フィートを換算する考え方
小数で示されたフィートも、全体の数値を12倍してインチへ換算します。
2.5ftのように小数点を含む表記では、2と0.5を分けて考えることもできます。
2ftは24inであり、0.5ftは6inです。
そのため、2.5ftは30inになります。
計算機を使える場合は、2.5×12と入力すれば同じ答えが得られます。
小数フィートは、メジャーの目盛りや海外の仕様表で見かけることがあります。
ただし、インチの分数表記に慣れている人に伝えるときは、小数のままでは直感的に伝わらない場合もあります。
たとえば0.25ftは3in、0.5ftは6in、0.75ftは9inです。
小数フィートをインチへ換算した結果が整数にならないこともあります。
その場合は、用途に応じて小数インチのまま扱うか、近い分数インチへ換算して確認します。
製品の組み立てでは、メーカーが指定した単位に合わせることが安全です。
自分で丸める場合も、寸法に余裕があるのか、正確な加工が必要なのかを先に判断しましょう。
フィートとインチの換算早見表
続いては代表的な長さをすばやく確認できる換算値を確認していきます。
よく使うフィートとインチの一覧
1ftから10ftまでの換算値を押さえると、日常的な寸法を把握しやすくなります。
フィートを使う場面では、1ft刻みの値を知っていると、毎回計算しなくてもおおよその長さを判断できます。
特に3ft、4ft、6ftは、机や棚、室内用品の寸法で目にすることがあります。
以下の表では、フィートをインチに換算した基本値をまとめました。
| フィート | インチ | 計算式 |
|---|---|---|
| 1ft | 12in | 1×12 |
| 2ft | 24in | 2×12 |
| 3ft | 36in | 3×12 |
| 4ft | 48in | 4×12 |
| 5ft | 60in | 5×12 |
| 6ft | 72in | 6×12 |
| 7ft | 84in | 7×12 |
| 8ft | 96in | 8×12 |
| 9ft | 108in | 9×12 |
| 10ft | 120in | 10×12 |
たとえば8ftは96inなので、100inに少し届かない長さだと考えられます。
12ftは144inとなり、ここでも12の倍数であることがわかります。
長い寸法を扱うときは、途中で桁を見失わないよう、12倍した後に単位をinへ書き換える習慣を付けるとよいでしょう。
インチ表示だけで確認する必要がないなら、無理に換算せずフィートのまま記録する方法もあります。
必要な場面でだけ単位を統一すれば、転記ミスを減らせます。
フィートとセンチメートルの比較
1ftは正確に30.48cm、1inは正確に2.54cmです。
日本ではセンチメートルとメートルを使う機会が多いため、フィート表示を見たらcmへ換算したくなるでしょう。
国際的な定義では、1inは2.54cmと正確に定められています。
1ftは12inなので、2.54cmに12を掛けると30.48cmです。
フィート、インチ、センチメートルの関係を表にまとめると、単位ごとの大きさを比較しやすくなります。
| 単位 | インチ換算 | センチメートル換算 | 主な使用場面 |
|---|---|---|---|
| 1in | 1in | 2.54cm | 画面サイズ、部品寸法 |
| 1ft | 12in | 30.48cm | 身長、家具、建築寸法 |
| 2ft | 24in | 60.96cm | 棚、短い木材 |
| 3ft | 36in | 91.44cm | 机、カウンター |
| 4ft | 48in | 121.92cm | テーブル、パネル |
| 5ft | 60in | 152.4cm | 身長、ベッド用品 |
| 6ft | 72in | 182.88cm | 身長、長尺材 |
1ftは約30cmと覚えると、概算には役立ちます。
ただし、30cmと30.48cmには差があるため、部品の適合や内寸の確認など、精度が必要な場面では正確な値を使いましょう。
身長表記で使うフィートとインチ
海外の身長表記では、5ft 7inのようにフィートとインチを組み合わせます。
アメリカなどでは、身長をcmではなくフィートとインチで表すことが一般的です。
たとえば5ft 7inは、インチだけにすると67inです。
67inに2.54cmを掛けると170.18cmとなります。
そのため、5ft 7inはおよそ170cmと考えられます。
身長表記では、6ftを超えるかどうかが会話の目安になることもあります。
6ftは182.88cmなので、日本のcm表記と比べると感覚がつかみにくいかもしれません。
5ft 7inをcmへ換算する例
5ft 7in = 67in
67in × 2.54cm = 170.18cm
したがって約170cmです。
ただし、健康診断や公的書類などで身長を記載するときは、求められている単位に従いましょう。
自己判断で四捨五入する場合も、cm単位なのか小数第1位まで必要なのかを確認することが大切です。
フィートとインチの表記は、身長の印象を伝えるための便利な表現ですが、正確な比較には同じ単位へそろえる必要があります。
換算時に迷いやすい表記と注意点
続いてはフィートとインチを扱う際の表記上の注意点を確認していきます。
小数表記とフィートインチ表記の違い
5.5ftと5ft 5inは同じ長さではありません。
フィートの小数表記と、フィートにインチを付け足す表記は、見た目が似ていても別の意味です。
5.5ftは5ftに0.5ftを加えた長さです。
0.5ftは6inなので、5.5ftは5ft 6inになります。
一方、5ft 5inはフィート部分が5、インチ部分が5であり、全体では65inです。
5.5ftは66inなので、両者には1inの差があります。
以下の表で、混同しやすい表記を比べてみましょう。
| 表記 | 全体のインチ | フィートインチ表記 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 5.0ft | 60in | 5ft 0in | 整数のフィート |
| 5.25ft | 63in | 5ft 3in | 0.25ftは3in |
| 5.5ft | 66in | 5ft 6in | 0.5ftは6in |
| 5.75ft | 69in | 5ft 9in | 0.75ftは9in |
| 5ft 5in | 65in | 5ft 5in | 小数の5.5ftとは異なる |
入力欄にftだけを求められているのか、ftとinを分けて入力するのかで、計算方法は変わります。
単位の欄が分かれているフォームでは、5ft 8inを5.8と入力しないよう注意しましょう。
表示形式を先に確認するだけで、単位換算の間違いを防ぎやすくなります。
インチと画面サイズの読み方
テレビやモニターのインチ表示は、多くの場合で画面の対角線の長さです。
画面サイズに使われるインチは、横幅や縦幅そのものを示すとは限りません。
たとえば55インチのテレビは、画面の対角線がおよそ139.7cmであることを表します。
55inに2.54cmを掛けると139.7cmになるためです。
ただし、実際の横幅と高さは画面の縦横比によって変わります。
同じ55インチでも、一般的な16対9の画面と別の比率の画面では外形寸法が異なることがあります。
また、本体の枠やスタンドを含むサイズは、画面の対角線よりも別途確認が必要です。
画面サイズのインチは、設置スペースの横幅を直接示す数値ではありません。
購入前には、製品仕様にある幅、高さ、奥行きも確認しましょう。
壁掛けテレビを選ぶ場合は、画面の大きさだけでなく、視聴距離や壁面の耐荷重も関係します。
インチからcmへ換算した値は目安として使い、最終的にはメーカーが示す外形寸法で判断することが安心です。
海外製品の寸法を確認するポイント
海外製品の寸法は、単位と測定箇所をセットで確認することが重要です。
海外通販では、長さがftやinで表示され、商品によっては分数インチも使われます。
たとえば48inは4ftですが、48cmではありません。
数値だけを見て日本のcm表記だと思い込むと、サイズを大きく誤解する可能性があります。
また、幅、奥行き、高さの順序も商品ページによって異なることがあります。
W、D、Hの記号が何を示すかを確認し、各数値に付く単位も読み取りましょう。
衣類や靴では、inで示された実寸と、日本サイズの目安が併記されている場合があります。
体に身に着ける商品の場合は、普段のサイズ名だけで決めず、実際に測った寸法と照らし合わせることが大切です。
木材や配管などの呼び寸法では、表示のインチと実際の外寸が完全には一致しない製品もあります。
規格上の名称なのか、実測寸法なのかが不明なときは、販売元の仕様を確認しましょう。
単位換算は正しくても、何を測った数値かを取り違えると目的に合わない商品を選んでしまいます。
フィートからインチへの換算のまとめ
1フィートは12インチであり、フィートをインチへ換算するときは数値に12を掛けます。
たとえば3ftは36in、5ft 8inは68inです。
小数フィートは、全体を12倍して考えると、インチへ正確に換算できます。
5.5ftは5ft 6inであり、5ft 5inとは異なる長さになる点も押さえておきましょう。
1inは2.54cm、1ftは30.48cmなので、日本で使われるcm表記との比較もできます。
身長、家具、DIY、海外通販、テレビ画面などでは、数値だけでなく単位記号や測定箇所の確認も欠かせません。
迷ったときは、フィートを先に12倍してインチへそろえる方法を使うと計算しやすくなります。
必要な寸法をメモし、用途に合う単位へ換算してから比較してみてください。