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時計の読み方は何年生で習う?時刻と時間の違いも!(長針・短針・何時何分・午前・午後・24時間表記など)

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日常生活において、時計を読む能力は欠かせないスキルの一つです。「時計の読み方は何年生で習うの?」「時刻と時間って何が違うの?」といった疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。

時計の読み方は、小学校の算数で段階的に学習していく重要な単元です。長針と短針の意味を理解し、何時何分を正確に読めるようになることは、子どもたちの生活力を育む上で大切な要素となっています。また、午前と午後の区別や24時間表記など、発展的な内容も含まれているのです。

本記事では、時計の読み方を何年生で習うのかという基本的な疑問から、長針・短針の役割、時刻と時間の違い、午前・午後の意味、24時間表記の仕組みまで、わかりやすく解説していきます。お子さんの学習をサポートする際の参考にしていただければ幸いです。

時計の読み方は何年生で習う?【学習時期の結論】

それではまず、時計の読み方を何年生で習うのかについて解説していきます。

小学1年生で時計の読み方を学習

時計の読み方は小学1年生から学習が始まります。ただし、1年生で学ぶ内容は基礎的なものに限られており、学年が上がるにつれて段階的に内容が発展していくのです。

時計学習の開始時期:小学1年生

基本的な時刻の読み方:1年生

分単位の詳しい読み方:2年生

時刻と時間の違い:2年生~3年生

小学1年生では、「何時」と「何時半」を読めるようになることが目標です。長針が12を指している「ちょうど○時」と、長針が6を指している「○時半(○時30分)」という基本的な時刻を理解します。

この段階では、まだ細かい分単位まで読む必要はありません。時計に親しみ、おおよその時刻が分かるようになることが重視されているのです。

学年 学習内容 読めるようになる時刻
小学1年生 何時、何時半の読み方 3時、7時半など
小学2年生 何時何分の読み方、午前・午後 3時25分、午前8時など
小学3年生 時刻と時間の違い、秒の概念 時間の計算、経過時間など
小学4年生以降 24時間表記、時刻の計算 13時、21時45分など

小学2年生になると、学習内容がより詳しくなります。5分刻み、1分刻みで時刻を読む練習が始まり、「3時25分」や「10時42分」といった細かい時刻が読めるようになるのです。

また、2年生では午前と午後の概念も学習します。同じ「3時」でも、午前3時と午後3時では全く違う時間帯だということを理解していくでしょう。

学習指導要領での位置づけ

文部科学省の学習指導要領では、時計の読み方は「測定」の領域に含まれています。

時刻や時間は、長さや重さと同様、日常生活で必要な量の一つとして扱われているのです。時計を読むことは単なる技能ではなく、時間という抽象的な概念を理解する大切な学習となっています。

【学習指導要領における時計学習の目標】

・日常生活で時計を見て時刻を読める

・時刻と時間の違いを理解する

・時間の長さを感覚的に理解する

・時間の単位(時、分、秒)を使える

・時間の計算ができる

低学年では、実際の時計やおもちゃの時計を使った具体的な活動が重視されています。針を動かして時刻を作ったり、時計を見ながら生活の中の出来事と結びつけたりする体験を通じて、理解を深めていくのです。

中学年以降は、時刻と時間の違いを明確にし、時間の計算や時刻の求め方など、より論理的な思考が求められるようになります。

学年別の学習内容

時計の学習は、各学年で段階的に深まっていきます。それぞれの学年でどのような内容を学ぶのか、詳しく見ていきましょう。

小学1年生では、時計に親しむことから始まります。

【1年生の学習内容】

・時計には長い針と短い針がある

・短い針が指す数字が「時」を表す

・長い針が12を指すとき「ちょうど○時」

・長い針が6を指すとき「○時半(○時30分)」

・時計を見て生活のリズムを作る

小学2年生では、分単位の詳しい読み方を学びます。

【2年生の学習内容】

・長い針が指す数字と分の関係

・5分刻み、1分刻みでの時刻の読み方

・午前と午後の違い

・時刻の書き方(3:25のような表記)

・日常生活の中での時刻の活用

小学3年生では、時刻と時間の違いが重要なテーマとなります。

【3年生の学習内容】

・時刻と時間の概念の違い

・時間の単位(時間、分、秒)

・時間の長さの計算

・経過時間の求め方

・時刻表の読み方

小学4年生以降は、24時間表記や、より複雑な時間の計算を学びます。正午(12時)を境に、午前と午後をどう表記するかを理解し、13時、14時といった表し方にも慣れていくのです。

このように、時計の学習は低学年から高学年まで、継続的に発展していく内容となっています。各学年の内容をしっかり理解することで、時間の感覚が育っていくでしょう。

時計の読み方の基本(長針・短針・文字盤)

続いては、時計の基本的な仕組みと読み方について確認していきます。

長針と短針の役割

アナログ時計には、通常2本の針があります。これらを長針(ながばり)と短針(みじかばり)と呼びます。

短針は、その名の通り短い針で、「時」を表す役割があります。短針が指している数字(またはその近く)を読むことで、今が何時なのかが分かるのです。

長針は、短針より長い針で、「分」を表す役割があります。長針が文字盤のどの位置を指しているかによって、今が何分なのかが分かります。

針の役割

短針(短い針)→「時」を表す

長針(長い針)→「分」を表す

秒針(細い針)→「秒」を表す(ある時計のみ)

多くの時計には、さらに細い針である秒針(びょうしん)もあります。秒針は1秒ごとに動き、1分間で文字盤を1周するのです。ただし、すべての時計に秒針があるわけではありません。

【針の動き方】

短針:1時間で文字盤の1目盛り分(30度)動く

長針:1時間で文字盤を1周(360度)する

秒針:1分間で文字盤を1周する

初めて時計を学ぶ子どもたちにとって、2本の針がそれぞれ異なる役割を持つということは、理解するのに時間がかかる場合があります。「短い針が時、長い針が分」というルールを繰り返し確認することが大切でしょう。

文字盤の読み方

時計の文字盤には、通常1から12までの数字が書かれています。この文字盤の数字の読み方が、時計を読む上で重要なポイントとなるのです。

短針が指す数字は、そのまま「時」を表します。短針が3を指していれば3時、8を指していれば8時という具合です。

一方、長針が指す数字は、そのままでは「分」になりません。ここが子どもたちがつまずきやすいポイントでしょう。

長針が指す数字 実際の分 計算方法
12 0分(ちょうど) 12 × 5 = 60 → 0分
1 5分 1 × 5 = 5分
2 10分 2 × 5 = 10分
3 15分 3 × 5 = 15分
6 30分 6 × 5 = 30分
9 45分 9 × 5 = 45分

長針が指す数字に5をかけると、分が分かります。これは、文字盤の数字と数字の間が5分を表しているためです。

多くの文字盤では、12、3、6、9だけが大きく書かれていて、他の数字は小さく書かれているか、目盛りだけの場合もあります。しかし、原理は同じで、長針がどの位置にあるかで分を読み取るのです。

【文字盤の目盛り】

・大きい目盛り(数字の位置):5分刻み

・小さい目盛り:1分刻み

・12と12の間(1周):60分(1時間)

1分刻みで読む場合は、大きい目盛りの間にある小さい目盛りを数えます。例えば、長針が2と3の間の2番目の小さい目盛りを指していれば、2×5+2=12分となるのです。

何時何分の読み方

時計全体を読むときは、まず短針を見て「時」を確認し、次に長針を見て「分」を確認します。この順序を守ることが、正確に時刻を読むコツでしょう。

【時刻の読み方の手順】

1. 短針を見て、何時かを確認する

2. 長針を見て、何分かを確認する

3. 「○時○分」と読む

注意すべき点として、短針は時間とともにゆっくり動いているため、ちょうど数字を指していない場合があります。

例えば、3時30分のとき、短針は3と4の中間あたりを指しています。この場合、短針はまだ4に到達していないので、「3時」として読むのです。短針が次の数字に近づいていても、完全に到達するまでは前の数字の時刻だと判断します。

【例】

短針が3と4の中間、長針が6を指している場合

→ 短針はまだ4に到達していないので「3時」

→ 長針は6を指しているので「30分」

→ 答え:3時30分

逆に、短針が4にほぼ到達していて、長針が11や12の近くを指している場合は、もうすぐ4時になるということです。この「もうすぐ○時」という感覚を持つことも、時間の理解につながるでしょう。

デジタル時計の場合は、数字がそのまま表示されるため読みやすいのですが、アナログ時計を読めることで、時間の流れや経過を視覚的に理解できるようになります。これは子どもの時間感覚を育てる上で非常に重要です。

時刻と時間の違いを解説

続いては、混同しやすい「時刻」と「時間」の違いについて確認していきます。

時刻とは何か

時刻とは、ある一瞬の時を表す言葉です。「今」という特定の時点を指し示すときに使います。

例えば、「3時」「午前8時30分」「12時15分」といった表現は、すべて時刻を表しています。時刻は、時計が示している特定の時点のことなのです。

時刻の特徴

・ある一瞬の時を表す

・「○時○分」という形で表される

・時計を見たときに表示されている時

・「いつ」という質問に答える

【時刻の例】

・学校は8時30分に始まります

・電車は3時15分に到着します

・今は午後2時です

・授業は9時から始まります

時刻は、時間の流れの中の一点を示すものです。数直線で考えると、時刻は線上の一つの点に相当します。

「何時に出発する?」「何時に集合する?」といった質問に答えるときは、時刻を答えることになります。時刻は予定を立てたり、約束を守ったりするために欠かせない概念でしょう。

時間とは何か

一方、時間とは、ある時刻から別の時刻までの長さを表す言葉です。「どれくらいの長さか」を表すときに使います。

例えば、「2時間」「30分間」「1時間半」といった表現は、すべて時間を表しています。時間は、始まりと終わりの間の長さ、つまり経過した長さを示すのです。

時間の特徴

・時刻から時刻までの長さを表す

・「○時間」「○分」という形で表される

・経過した長さ、かかる長さを示す

・「どれくらい」という質問に答える

【時間の例】

・授業は45分間です

・家から学校まで20分かかります

・映画は2時間30分の長さです

・宿題に1時間かかりました

時間は、時間の流れの中の長さを示すものです。数直線で考えると、時間は2点間の距離に相当します。

「どれくらいかかる?」「何時間遊べる?」といった質問に答えるときは、時間を答えることになります。時間は、計画を立てたり、効率よく行動したりするために重要な概念でしょう。

時刻と時間の使い分け

時刻と時間の違いを正しく理解し、使い分けることは、算数の学習だけでなく、日常生活でも重要です。

項目 時刻 時間
意味 ある一瞬の時 時刻から時刻までの長さ
答える質問 いつ?何時? どれくらい?何時間?
表し方 3時、8時30分 2時間、30分間
数直線での例え 線上の一点 2点間の距離
例文 授業は9時に始まる 授業は45分間続く

時刻と時間を区別する簡単な方法は、「○時」という言葉が付くかどうかです。「3時」「8時30分」のように「○時」が付けば時刻、「3時間」「30分間」のように「時間」や「分間」が付けば時間の長さを表していると判断できます。

【時刻と時間の計算】

時刻 – 時刻 = 時間

(例)3時 – 1時 = 2時間

時刻 + 時間 = 時刻

(例)2時 + 3時間 = 5時

時刻 – 時間 = 時刻

(例)5時 – 2時間 = 3時

小学3年生では、時刻と時間の違いを明確にし、時間の計算を学習します。「1時から3時まで何時間ありますか?」という問題では、3時(時刻)から1時(時刻)を引いて、2時間(時間)という答えを求めるのです。

この違いを理解することで、日常生活の様々な場面で正しく時間を扱えるようになります。電車の時刻表を見て乗車時刻を確認したり、かかる時間を計算したりすることができるでしょう。

午前・午後と24時間表記

続いては、午前・午後の概念と24時間表記について確認していきます。

午前と午後の意味

1日は24時間ですが、時計の文字盤は12時間しか表示していません。そのため、同じ「3時」でも、1日に2回訪れることになります。

この区別をするために使われるのが、午前(ごぜん)と午後(ごご)という言葉です。

午前と午後の定義

午前:真夜中の12時(0時)から正午の12時まで

午後:正午の12時から真夜中の12時(24時)まで

境目:正午(昼の12時)

午前は、夜中から昼の12時までの時間帯を指します。朝起きて学校に行く時間帯は、ほとんどが午前中です。

午後は、昼の12時から夜中の12時までの時間帯を指します。学校から帰って夕食を食べる時間帯は、午後になります。

【午前と午後の例】

午前の時間:

午前0時(真夜中)、午前6時(朝)、午前8時(登校時間)、

午前10時(授業中)、午前11時(もうすぐお昼)

午後の時間:

午後0時=正午(昼の12時)、午後1時(昼休み後)、

午後3時(おやつの時間)、午後6時(夕方)、午後11時(寝る前)

正午(しょうご)という言葉は、昼の12時ちょうどを指す特別な呼び方です。午前と午後の境目となる重要な時刻でしょう。

また、真夜中の12時は午前0時とも午後12時とも表現できますが、一般的には午前0時と表すことが多くなっています。または「深夜12時」「0時」という表現も使われるのです。

24時間表記とは

午前・午後を使わずに時刻を表す方法として、24時間表記があります。これは、1日を0時から23時まで、または0時から24時までの数字で表す方法です。

24時間表記では、午前・午後の区別が必要なく、時刻を数字だけで明確に表現できるという利点があります。

【24時間表記の仕組み】

午前0時 → 0時(または24時)

午前1時 → 1時

午前6時 → 6時

午前11時 → 11時

正午(午後0時) → 12時

午後1時 → 13時

午後6時 → 18時

午後11時 → 23時

24時間表記は、電車やバスの時刻表、病院の診察時間、テレビ番組表などで広く使われています。正確な時刻を伝える必要がある場合に、特に便利な表記方法でしょう。

子どもたちは、小学校高学年になると24時間表記を学習し、日常生活でも使えるようになります。最初は戸惑うかもしれませんが、規則性を理解すれば簡単に読めるようになるのです。

12時間表記 24時間表記 時間帯
午前7時 7時
午前10時 10時 午前中
正午 12時
午後1時 13時 昼過ぎ
午後3時 15時 午後
午後6時 18時 夕方
午後9時 21時

12時間表記と24時間表記の変換

12時間表記と24時間表記を相互に変換できるようになることは、実生活で非常に役立ちます。

午前の時刻を24時間表記にする場合は、そのままの数字を使います。午前7時は7時、午前11時は11時です。

午後の時刻を24時間表記にする場合は、12を足します。午後1時は12+1=13時、午後6時は12+6=18時となるのです。

【12時間表記→24時間表記への変換】

午前の場合:そのまま

例)午前8時 → 8時

午後の場合:12を足す

例)午後3時 → 3+12=15時

例)午後8時 → 8+12=20時

特別な場合:

正午(午後0時)→ 12時

真夜中(午前0時)→ 0時または24時

逆に、24時間表記を12時間表記にする場合は、次のルールを使います。

【24時間表記→12時間表記への変換】

0~11時の場合:午前を付ける

例)8時 → 午前8時

12時の場合:正午または午後0時

例)12時 → 正午(または午後0時)

13~23時の場合:12を引いて午後を付ける

例)15時 → 15-12=3 → 午後3時

例)21時 → 21-12=9 → 午後9時

この変換を練習することで、時刻表や案内を見たときに、すぐに自分の感覚と結びつけられるようになります。「17時」と書いてあっても、「午後5時」だからまだ明るい時間だと理解できるのです。

デジタル機器の多くは24時間表記を採用していますが、日常会話では12時間表記(午前・午後)を使うことが多いため、両方を理解し、使い分けられることが大切でしょう。

まとめ

時計の読み方は小学1年生から段階的に学習し、1年生では「何時」と「何時半」、2年生では「何時何分」まで読めるようになります。長針と短針という2本の針がそれぞれ「分」と「時」を表しており、文字盤の数字を正しく読み取ることで時刻が分かるのです。

時刻と時間は混同しやすい概念ですが、時刻は「ある一瞬の時」を表し、時間は「時刻から時刻までの長さ」を表すという明確な違いがあります。時刻は「いつ」に答え、時間は「どれくらい」に答える言葉なのです。

午前と午後は、1日24時間を2つに分ける概念で、正午(昼の12時)を境に区別されます。24時間表記は午前・午後を使わず、0時から23時までの数字で時刻を表す方法で、時刻表や公共施設などで広く使われているでしょう。午後の時刻は12を足すことで24時間表記に変換でき、逆に13時以降は12を引くことで午後の時刻に変換できます。

時計を正しく読めるようになることは、子どもたちの生活力を育て、時間を意識した行動ができるようになる重要なステップです。アナログ時計を読むことで時間の流れを視覚的に理解し、デジタル時計や24時間表記も使いこなせるようになることで、現代社会で必要な時間管理能力が身につくのです。各学年の学習内容をしっかり理解し、日常生活の中で実践することで、時間の感覚は確実に育っていくでしょう。